本番を強くイメージする

ZONE

最近剣道の稽古でゾーンによく入れるようになりました。

以前も書きましたが、ゾーンに入るには

体調を整える

交感神経と副交感神経のバランス

が重要です。

「体調を整える」は過去のブログを読んで下さい。

「交感神経と副交感神経のバランス」ですが、高い緊張感と深いリラックスのバランスが保てるようになるとゾーンに入れます。

深いリラックスは、呼吸やマインドフルネスで出来るようになったのですが、日常の稽古ですので交感神経が高ぶらないのが課題でした。

そこで最近使っている技術が「本番を強くイメージする」です。

私の場合は、相手と稽古をする時に昇段審査本番を強くイメージするようにしました。

剣道の昇段審査……剣道の段を取得する際の試験は、立ち合いと呼ばれる数分間の試合のような審査があります。試合と違って何本相手に打ち込んでも勝ち負けはありません。2人のお相手と立ち合い、その内容で合否が決まります。立ち合いの合格者だけ木刀を使用する形の審査もありますが、形審査で不合格になる方は少ないです。

高段者の審査員の先生方が側で見ている情景。

自分の立ち合いまで後数人となった時の「気持ちの昂ぶり」や「自信が揺らぐ感覚」などをイメージします。

本番さながらをイメージすると緊張してきます。

すると声も自然と大きくなります。

一本打った後も中途半端な動きではなく、残心まで神経が行き届きます。

何より相手への一挙手一投足に集中します。

そしていつしかゾーンに入ります。

緊張感が高くなりすぎた場合は、吐く呼吸を長くするなどしてリラックス感を高め調整します。

スポーツでなくても、受験、プレゼン、何にでも利用できますので、自分の心の様が交感神経が高くなっているのか、副交感神経が高くなっているのか日常から意識してみましょう。

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