子供の習い事って迷いますよね
誰しも親は子供の将来に期待し、また不安になります。
子供の教育とってに何を学ばせるべきか。
色々考えてしまいますよね。
サッカー、野球、水泳、音楽教室、英語、そろばん。今だとプログラミング等も注目されています。
この記事を読んでくださっているという事はあなたのお子さん、もしくはあなた自身が剣道を選択した方だと思います。
僕は大学卒業後、一時期剣道から離れていましたが、また再開してこれまで剣道を続けてきて「本当に剣道を選択して良かったな」と心の底から思います。
一個人の意見ですが、剣道を選択した皆さんが本当に凄いことだと気づいて欲しくてこの記事を書いています。
今という時代
現代はよく変化の激しい時代だとか、多様性の時代だと言われます。
IT技術の恩恵で昔では考えられないスピードで社会が変化しているのは、皆さんも感じているところだと思います。
今やスマホがない生活は考えられません。僕が子供の頃、好きな子に連絡を取るには固定電話で電話するしかありませんでした。でも家族に聞かれたくないため、近くの公衆電話から電話していました。電話する時も相手の父親が電話に出たらどうしようとびくびくしながらダイヤルを回したものです。
当時、将来がこんなに便利になるとは想像もできませんでしたが、現代に生まれた子供たちは当然スマホがあることがデフォルトです。
そして時代の変化が激しいからといって、情勢の把握を諦めたら社会的にも経済的にも損をしてしまう時代です。
歴史的に変革期というのは、原点に立ち帰り、本質を見直す時期でもあります。
例えば民主主義とは?国家とは?豊かさとは?そして人とは?
そういった時代に見直されるジャンルは歴史です。
人の一生の内に出来るチャレンジは限られています。時間やお金などコストがかかるからです。
しかし歴史は、人類の先輩方がすでに多くのチャレンジを行った結果を見ることができます。
長い時間軸でマクロ的に物事を俯瞰できる歴史は、現代人にとってとても貴重な学問だと思います。
それは、目先のテクニックではなく、本質を求めている今という時代だからです。
こんな時代だからこそ
さて話を習い事に戻します。
手に職を考えた技術的な習い事も確かに大切かもしれません。
しかし、変化の激しい時代はその技術もすぐに廃れる可能性すらあります。
本質の話をしましたが、人間社会にとっての本質とは何でしょう。
それはいつの時代も信頼だと思います。
あの人はうそをつかない。
あの人は言ったことはきちんとやる。
あの人と一緒に仕事をしたい。
あの人に任せれば何とかしてくれる。
そんな信頼される人間はいつの時代も貴重です。
技術に優れた人間は一時期重宝されても、外注すれば換えが効いてしまいます。
組織で重宝される人材はいつだって信頼を勝ち得た人間であるべきです。
そして剣道は社会に貢献できる人間を作ることを理念としています。
それが他の習い事と違う点です。
社会に貢献できる人間になるには、常に心身を鍛え続ける必要があります。
信頼は一朝一夕ではえられません。周囲の人たちに真摯に向き合い続けるには安定した心身が必須です。そのためには大人になっても運動習慣がとても重要になってきます。
大人になっても運動習慣が大切だということはここで敢えて説明する必要はないでしょう。
剣道は、生涯剣道を大切にしているため、子供から高齢者まで幅広い年齢層によって支えられています。
生涯にわたって続けられる運動。
心身ともに鍛えられる。
全国どこにいっても大抵練習場所がある。
礼儀がとても大切で人として成長できる。
日本の文化を知るきっかけになる。
剣道をやっていると海外の方から興味を持たれやすい。
などなど剣道のメリットを挙げればキリがありません。
小さい話をすると、履歴書の資格のところに剣道⚪︎段と書けますし、剣道をやっていると言えばなぜか信頼されやすい競技でもあります。
剣道を選んだあなたは凄い!
とにかく、こんな情報が多くなんでも出来る時代に剣道を選択したあなたは凄いという事を伝えさせて下さい。
大切な事ほど目に見えづらく、結果が出るまで時間がかかります。
僕の好きな言葉で「適当に建てた家ってのはオオカミに吹き飛ばされちまうんだぜ」というものがあります。漫画、ジャイアントキリングでのセリフです。
我が子の生涯を見据えた時、その子にとって習得して欲しい本当に大切なことは何かと考えた時、その何かが剣道にはあると直感で感じられたのではないでしょうか。
そんな皆さんの覚悟だったり、センスだったりを僕は心から尊敬します。
日本の変革期といえば幕末です。あの価値観の大転換機に多くの志士達が習い事としていたのは剣術でした。もちろんその他の勉学もしていまいたが。
心身を鍛えることの意味は、こんな時代だからこそニーズが高まっている気がしてなりません。
ここまで読んでいただいたあなたに感謝します。今後も興味がありそうな記事がありましたら是非読んでみて下さい。
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