サン=テグジュペリの言葉です。
人間達には、もう何かを知るための時間がない。
だから、お店に行って、出来合いのものを買うだけさ。
だけど、友達はどこにも売ってないから、人間達は友達を持っていないんだ。
私にはグサリと来ました。
会社では上司や部下、取引先やお客様に気を使い続ける日々ですよね。
自宅に帰っても本心を出すだけでは家庭とは上手くいきません。
退職した後に本音で付き合える親友がいないことに気づくような寂しい人生にしたくはありません。
あなたの仕事が上手くいった時心の底から喜んでくれる人はいますか?
あなたが本当にピンチの時に助けてくれる人はいますか?
あなたが傷ついた時一緒に悲しんでくれる人はいますか?
でもどうしたらそんな本当の友人が出来るのでしょうか。
剣道を通じて知り合った仲間=剣友
私は剣道を通じて知り合う友人をお勧めします。
最近は子供が剣道を始めたのをきっかけに久しぶりに剣道を再開するいわゆるリバ剣の方が増えています。
また健康志向の近年、剣道は生涯続けられる競技として今後需要がさらに伸びてくると思われます。
既に道場単位、卒業した学校単位、職場の集まりなど様々なコミュニティが存在します。
剣道は勝利至上主義ではなく、相手に敬意を払いますので、始めてお会いする社会人同士の試合や稽古の後お礼の挨拶をしてそのまま友人になる場合が少なくありません。
そんな剣道を通じて知り合った仲間を剣友とも言います。
剣友が人生の親友へ
社会人の剣道は上達してくるとスピードや手数ではなく心の駆け引きが醍醐味になってきます。
目の前の相手だけに全力を尽くすことは自然と相手の気持ちを考えるようになり、それは自分の成長にもつながります。
剣道コミュニティ → 稽古を重ね人間的に成長した剣友 → 人生の親友
上記のように人数は減りますが、普通に生活するより遥かに親友が出来る可能性が高くなります。
剣道は不思議なもので、自分の全てが立ち合いに出ます。
外面だけで上手く世渡りしている人、実は自分のことだけしか考えていない人。
こういった自分の弱い心を素直に見つめて乗り越える時が必ず来ます。
というか私がまさにここで壁にぶち当たりました。(笑)
ごまかしが効かない分この壁を乗り越えた時には人間的な成長を実感できました。
剣道を再開して六段の壁を乗り越えられたのもここがポイントでした。
そんな自分の心の本音をさらけ出し合っている者同士ですから自然と敬意も払い、無駄な気遣いも無くなっていきます。
極論心の底から信頼し合える人がいる事以上に人生の喜びを感じることはあるのでしょうか。
あなたも是非剣道を通じて人生の親友を見つけて下さい。
コメント