リバ剣の壁(練習方法)

brown wooden board 経験者
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1 先ずは体力

 技術は、筋肉や持久力などの土台の上に成り立っています。

 久しぶりに剣道を再開した場合に一番気をつけなければいけないのが怪我です。

 筋肉は学生時代から衰えているのに、頭の中のイメージは学生時代のまま練習をすると怪我に繋がりやすいからです。

 面を着けての稽古はやりつつも日常生活のルーティーンに体力強化を取り入れましょう。

 かといって新しくジムにいったり、毎日ランニングする必要はありません。

 私は、毎朝5分間だけ簡単な筋肉強化をやっています。

 関節トレーニングといって体全体の筋肉をバランスよく鍛えることで、怪我をしにくい体になり、身体能力もアップするというものです。

 私自身剣道を再開した時にこの体力強化で色々勉強して試した結果行きついたのがこの関節トレーニングでした。

 実際に数年続けてその効果を実感していますので本当にお勧めです。関節トレーニングはまた別の機会に詳しく書いてみようと思います。

 もう一つ毎日の週間に取り入れていることが素振りです。

 なんだ素振りかとお思いでしょうが、素振りは本当に奥が深いです。

 私はなるべく肩甲骨周辺を意識した大きな素振りを意識しています。

 肩甲骨周りが素振りにより柔軟になれば、肩こりの解消だけでなく、姿勢もよくなり、血行が良くなり仕事のパフォーマンスも上がります。

 素振りだけでも社会人の健康にはとても効果的な運動だと思います。

 素振りの本数は特に決めていません。振りたいだけ振っています。

 続けることの方が大事だからです。

2 次に技術

 では実際に面を着けての稽古はといいますと、

 基本打ち(切り返し+面、小手、小手面など)と地稽古、以上!

 えっ?それだけ?とお思いでしょうが実際私の周りの高段者の方達の練習内容もそうでした。

 学生時代は様々な練習メニューがあったり、延々と続く掛かり稽古があったので、物足りなく感じる方もいると思います。

 しかし、せっかく厳しい指導者もいない状態で好きに剣道ができるのです。一つ一つの基本動作を徹底的に深堀りしてみましょう。

 本を読んで調べてもいいでしょう、YouTubeで情報収集もいいでしょう、自分なりのアイデアを考えてもいいでしょう。

 そして次の稽古ではこんなところを注意しよう、こんな動きはどうだろう?と毎回稽古に自分の仮説に対する実験を取り入れるようにするとただの面打ちが本当に楽しくなります。

3 最後はやっぱり心

 そうしていくとある日、体の運用、動作、基本打ちが理にかなった動きになってきます。

 すると次はお相手との地稽古において心理的なやりとりに楽しさを見い出してきます。

 ここまでくるとあなたは立派な剣道中毒者です(笑)

 大人になってまで様々な競技から剣道を選択してやられているあなたは素晴らしい人だと想像できます。

 お互いに剣道を通じてさらに人間性を高められるよう一緒にがんばりましょう。

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