子供の習い事に迷っている方へ

保護者、指導者

今時代は変革期です。

子供の将来を考えて今何を習わせるべきなのか、迷いますよね。

そんな方は剣道をお勧めします。

スキル的なものを今子供に詰め込んでも、子供が大人になった時には既に時代遅れのスキルになっている可能性が高いです。

子供に何故お稽古事をさせるのか。

一番大切な事は、

将来社会から必要とされる立派な人間になる

事ではないでしょうか。

剣道の目指すところは人間形成にあるのです。

他のスポーツにはない剣道のメリットを4点説明します。

メリット1 大人になっても続けられる

成功しているビジネスパーソンの多くは運動の重要性を認識しています。

健康の面からも、脳を鍛え仕事の生産性を高める意味でも、運動はどの年代にも必須なのです。

剣道人口は2014年時点で日本に約177万人もいます。

実はオリンピック競技になっている柔道人口は約16万人です。

剣道は柔道人口の約10倍にもなるのです。

それは何故かというと、子供から高齢者まで競技者がいるからです。

多くのスポーツは運動機能のピークを超えると引退していきます。勝利が目的ですので続けても故障のリスクも高くなりますし、何よりも勝てないから楽しくなくなるのです。

しかし剣道は違います。

私が高校生の時に、腰の曲がり始めた高齢者剣士の方と稽古をしたことがありました。

結果からいうと、約4分間全くおじいちゃん剣士に歯が立ちませんでした(笑)

剣道の奥深さが身にしみた経験でした。

剣道の目的は人間形成にあるので、終わりは無いのです。

メリット2 頭が良くなる

剣道の本質は「竹刀は刀である」という点です。

昔の武士は刀で戦うことが前提の文字通り真剣勝負です。

負ければ今まで積み上げてきたものは全て無くなります。

その恐怖は、現代人である我々は想像もできません。

そこで昔の武士は禅から心を鍛える文化を導入しその恐怖を克服しようと努力されました。

その痕跡が現代にも残されています。

稽古の始めと終わりに黙想をするのです。

今でいうマインドフルネスです。

集中力はもちろん付きますが、集中力なら他のスポーツでも必要です。

剣道では、それに加えて雑念を捨て正直な心である「直心」を目指します。

この心があれば、物事をありのまま観る、受け入れることが出来ます。

情報が多すぎる現代では、つい周囲の人の意見やテレビの情報に流されてしまい、自分の頭で物事を判断できなくなる人が多くなっています。

そんな時代だからこそ市場価値の高いスキルでは無いでしょうか。

メリット3 信用度が高い

歴史がある。

礼儀作法が身につく。

履歴書に剣道●段と書ける。

説明を省きますが、本当に世の中で信用性が高いです。

また今の子供たちの多くは、将来海外の方と仕事をしなければいけなくなるでしょう。

日本を説明するのに、剣道経験者は非常に有利だと思いませんか?

メリット4 親の負担が少ない

野球やサッカーは確かに子供たちに人気ですが、親の負担がばかにできません。

・ 時間的負担

野球やサッカーは練習時間も長く、休日も練習試合が入ったりと時間の束縛が長いのが特徴です。

道場にもよりますが、剣道は短期集中で稽古時間は1時間半から2時間程度がほとんどです。

・ 金銭的負担

防具が高いと思われるかもしれませんが、今は価格競争でかなり安く良いものが手に入ります、初期投資に5万円くらいかければ全て揃えることが可能です。後は竹刀が割れたら1本1500円〜2000円程度かかるくらいです。

月謝も良心的な道場が多く、3000円〜5000円が主流ではないでしょうか。

以上4点のメリットを書きましたが、剣道を始める際は道場選びは重要です。

指導者によっては試合に勝つことが最重要目標と勘違いしている方も残念ながらいます。

それでは他のスポーツと変わらなくなってしまいます。

剣道の重要性がわかっている指導者を選ぶ事が、親の最初のミッションです。

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