ハングリー?

真の日本人

最近、80代のおじいさんと話す機会があり、とても考えさせられました。

そのおじいさんが4歳の時まだ戦争中で母親におぶられて防空壕に避難していた記憶があるそうです。

そして戦後はみんな大変貧しく、同級生が普通に栄養失調で亡くなったりしていたそうです。

小学校に行っても教材も、給食も無い状態でした。

中学生になり少しずつ環境が整い始め、勉強がきちんとできるようになってきたそうです。

それはそれは死に物狂いで勉強したそうです。

700人くらいいた生徒の200人くらいは深夜1時2時まで必死に勉強したと言っていました。

しかもそのモチベーションは、みんな

良い仕事について家族に楽をさせてあげたい

だったそうです。

自分がお金持ちになりたいとか、世間に認められたいとか、好きな事を仕事にしたい等ではなくただ両親や祖父母や兄弟達が衣類、食事、居住などで苦しい思いをしている現状を変えたい、楽をさせてあげたい。ただそれだけの望みなのです。

泣きました。

今の俺たちは何をやっているんだろう。

世界から見ても、アジアで見ても日本は遅れをとるはずです。

ハングリー精神が無い。

ただそれだけです。

本当に大事な事に気づいた時には手遅れになっている事でしょう。

気づいた私たちだけでも立ち上がりましょう。

勉強しましょう。

世の中をいい方向に変えていきましょう。

アップルのスティーブ・ジョブズが2005年に米スタンフォード大学でのスピーチで有名な言葉があります。

Stay hungry , stay foolish

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